タコのゲノム解読

タコの全遺伝子情報(ゲノム)を沖縄科学技術大学院大と米シカゴ大、カリフォルニア大の研究チームが解読し、13日付の英科学誌ネイチャーに発表した。タコとイカの祖先が分かれたのは恐竜が出現する前の約2億7000万年前と推定されたとのこと。
解読成果はタコやイカなどの頭足類の進化過程を明らかにし、タコの高い知能や体の色を変えてカムフラージュする能力などの仕組みを解明するのに役立つと期待されているそうだ。
解読対象は米西海岸に生息するマダコ属の一種。DNAのサイズはヒトより小さい約27億塩基対だが、たんぱく質を作る遺伝子はヒトより多い約3万3600個と推定された。脳や皮膚、吸盤などで頭足類に特有とみられる遺伝子が多数見つかったとのこと。
タコとイカの祖先がそんな昔に分かれていたというのは意外だ。たんぱく質を作る遺伝子がヒトより多いということは、研究を進めていけば医学分野などに活かしていくこともできるのだろうか。研究が進むことでどんなことがわかり、どんなことができるようになるのか楽しみだ。