小学校の防煙シャッターで、女子生徒が怪我

学校に限らず、大きな施設には防火扉などの防災設備があり、万が一に備えた避難訓練が欠かせない。火事で恐いのは炎と並んで煙だという。煙は視界不良や呼吸を困難にさせ、逃げ道を分からなくさせる。そのため、防災設備には防火扉の他、防煙シャッターというものがある。その名の通り、非常時にシャッターをおろし煙の巡回を防ぐものだ。
横浜市礎子区の小学校で、シャッターが落下し女子生徒が怪我をする事故が起きた。シャッターはステンレス製で300キロの重さ、3メートルほどの高さの天井に格納されていたという。今年9月の点検では異常は見つからなかったらしいが、支えのワイヤーが1本切れていたそうだ。校舎建設は36年前。警察は業務上過失致傷の疑いも含め、原因を調査している。
人の命を守るための防災設備が、人を傷つける結果となってしまった。避難訓練では、避難経路の確認だけでなく設備の点検確認も怠らないようにしたい。