大阪府警、未解決事件資料放置

大阪府警のうち約60署で、少なくとも約5000事件の証拠品などの資料が、保管場所ではない機械室などに置かれたまま捜査が放置されていたという。資料の数は1万点を超える。発覚したのは府警関係者の取材がきっかけだ。
事件の多くは、暴行、傷害や横領などで重大事件は含まれていないとしているが、このうち約3000事件は既に公訴時効が成立してしまっている。容疑者をほぼ特定できていた事件もあったという。
関係者によると、放置されていた証拠品は、被害者及び関係者の調書、実況見分調書、遺留物など。古いもので20年前のものが確認され、段ボール箱に入れられていたものが多く見つかった。
捜査員らが普段立ち入らない機械室、車庫や使われていないロッカーなどで発見された。時効を迎えていた事件のうち、約4分の1には加害者側の氏名が記載されていたというが、その後は捜査していなかったようだ。
殺人などの重大事件はなかったというが、被害にあった人がいる事件なのは間違いない。いまからでも捜査を進めるべきだろう。